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断熱材の比較

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断熱材 いろいろ

断熱材には素材から大きく分けて、木質繊維などの「自然系」、発泡スチロールなどの「プラスチック系」、ガラス繊維などの「鉱物系」があり、それぞれに特徴があります。


<自然系>・・・健康や環境には好ましいが、材料コストが高くなる面も。

・セルロースファイバー(吹込み)              
新聞古紙が主原料。古新聞を粉砕し綿状にしたリサイクルエコロジー製品。
吸放湿がよいので気密シートがなくても結露の心配もなし。
吸音性にも優れ、防虫効果もある。
新聞のインクが気になるところだが、ドイツのエコテスト社の製品評価で「推奨品」に挙げられている。
自然系断熱材の中ではローコストな製品。次世代のエコ断熱材の本命として期待されている。
・軽量軟質木質繊維ボード
原料は木質繊維でリサイクルのエコロジー製品。廃材などを利用。
断熱性能は高性能グラスウールより若干劣るものの吸放湿が良い。
現在の価格はグラスウールの約3倍。

<プラスチック系>・・・断熱性は高いが、石油化学製品であるため、健康や環境面に問題も。

・ポリスチレンフォーム
・ビーズ法・・・
原料はポリスチレン樹脂と発泡剤。いわゆる発砲スチロール。
耐水性があり、軽くて緩衝性の高い断熱材。
「Expanded Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」とも呼ばれる。
・押出し法・・・
原料はポリスチレン樹脂と難燃材、発泡剤。押出しながら成形。
ビーズ法よりも断熱性、耐圧性、耐候性に優れ、吸水・吸湿性熱伝導性が小さいことが特徴で外張り断熱によく使用されている。
基礎の外断熱に使用すする場合は、シロアリ対策が必要。
・硬質ウレタンフォーム
プラスチック発泡体(ポリウレタン樹脂)。
外張り断熱の定番品。押出ポリスチレンより熱伝導率が低い(断熱性能が高い)。
シロアリの被害を受けやすいので、基礎断熱に使用する場合は対策が必要。難燃剤が含まれているが燃える性質がある。燃焼時に有毒なシアンガスが発生。
・高発泡ポリエチレン
ポリエチレン樹脂に発泡剤を混ぜた断熱材。他の石油系断熱材より柔軟性に優れ壁や柱など充填しやすい利点がある。
・フェノールフォーム
優れた耐熱性と汎用性を併せもつ。
特に防火性に優れ、炎を当てても炭化するだけで煙や有毒ガスの発生がほとんどなく、不燃・準不燃材料の認定を得ている。
断熱性能も高く、透湿係数は低い。

<鉱物系>・・ガラスなどのリサイクル製品が多い

・グラスウール
ガラスを繊維状にしたもの。マットやボードなど。
安く、燃えにくく、白蟻がつきにくいことが利点。
回収された空き瓶や工場の廃棄ガラスなどのリサイクル製品。
結露対策には、気密などの確実な計画と施工が必要。
・ロックウール
玄武岩などを繊維状にしたもの。
軽くて、耐久性や耐火性、吸音性がある。
性能や価格はグラスウールとほぼ同等。
・発泡ガラス
ガラスを炭素で発泡させたもの。輸入品のみ。
難燃性・耐水性・耐薬品性に優れ、シロアリにも強いため、地下室や基礎の外断熱に適している。燃焼ガスの毒性が極めて少ない。
高価(高性能グラスウールの数十倍)。

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